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カンジダの再発を防ぐ為にできること

落ち込んでいる男性

カンジダは全身の皮膚や消化管粘膜や口腔などあらゆる部位に分布している常在菌の一種です。どこで異常増殖して炎症症状などが出現する可能性があります。現に皮膚炎や口腔粘膜などで異常増殖する疾患の原因になることもあります。しかし実際には成人女性の性器で膣カンジダの症状で出現することが多いのが事実です。ここで考慮するべきなのは、カンジダが常在菌に分類される微生物という点です。カビの一種であるということから、局部の対策ばかりに目が向きがちですが、全身状態も視野に入れて再発の防止対策を検討することも重要です。そこで頻繁に炎症を繰り返すことのないように、再発防止策を検討してまいりましょう。
まずカンジダが異常増殖するうえで大きな影響を与えるのが、免疫機能の低下にあります。常在菌のなかには病原性の強い有害な種類も存在していますが、疾患を発生させて諸症状がでないように免疫力が増殖を抑制しているおかげで健康状態は維持されているわけです。そもそも免疫とは、有害な細菌やウイルスなどが体内に侵入したときに、これを排除するメカニズムのことです。正常に機能するにはストレスの影響や食生活がポイントになるのです。強いストレスにさらされると交感神経が活発になり、血管が収縮し、全身への酸素や栄養を行き届けるのが難しくなります。また免疫機能を維持するには食生活で良質なたんぱく質やビタミン類などを摂取し、必要な細胞を生成できるコンディションを整えることが不可欠だからです。この観点の延長線上には疲労も警戒するべき状態です。疲労は身体機能全般の低下につながるのは確かと言えます。つまり疲労解消やストレスをうまく切り抜けることが、免疫力を維持するための基礎条件になるのです。ところで膣カンジダは局所的な条件にも留意するのが必須です。化学繊維を素材にした下着を装着すると、通気性が悪いので湿度が高くなりがちになります。カンジダは真菌の仲間なので湿度と気温が共に高い環境を好みます。ところが化学繊維などの通気性の悪い素材の下着を着用すると、水分の逃げ場がなくなるので、カンジダが好む高温多湿な条件が醸成されてしまいます。どれほど全身の免疫能力を維持するために食生活やストレスなどに配慮した生活をおくっていても、下着の影響で蒸れてしまえばカンジダの異常増殖を招き炎症を併発させるリスクが高くなります。全身状態と局部の通気性を浴することの両輪でカンジダの再発防止に取り組むことが可能になるのです。